『自主独立　社会に貢献できる組織作り』

本会は社会に対する想いと大きな目標を掲げ1977年に発足、本年2月1日をもって満45年という節目の年を迎えることが出来ました。

皆様としっかりと歩みを進めながらこの時を迎えられたこと、偏に会員皆様のご理解ご協力の賜物と心より感謝いたし御礼申し上げます。

つい先ごろ、皆様とともに40周年を祝ったことを思い出しております。

この5年間には、本会の活動の中での様々な変化と改革、そして世界的な面で見れば、新型コロナウイルス感染症による生活様式の変化などあらゆる面での変化が訪れた5年間でした。

この局面をどのように打開し、組織繁栄へと歩みを進めていけるのかは、各自の工夫次第で、様々な花を咲かせていけると感じております。

本会発足以来、一貫して追求してきたことは、社会の多くの人々のお役に立ち、そして信頼される組織であり続けるかということです。

本会は、「知識が無ければ健康は守れない」、「多くの人に健康と幸せをおくる」という活動主旨に基づき、この活動をご理解頂き、伝え続けることに重きを置いてきました。

「得た知識を一人でも多くの人に伝え、それを実践に移し、自己管理の出来る能力をもつ人を増やしていきたい」、発足から変わらずに持ち続けている活動の原動力となる考え方です。

4月1日より新事業年度が始まっております。

そして、コロナ禍3年目に入ります。今年度も感染拡大の影響が続き、3年連続となる年次大会の中止を始めとし、年間で計画している研修会なども延期または中止となりました。

個人指導の活動も思うに任せず、我慢を強いられることが多かったのではないでしょうか。

しかし、コロナ禍以上に本会の課題となっているのは、どこにでも必ず訪れる会員層高齢化、つまりは今後の世代交代の方が現実としてあります。そして、指導会員皆様の高齢化も、各グループから話題として聞かれることが多くなってきました。しかし、人生100年時代といわれる現在です。

確かに肉体は入会当時と同じとは言えない状況ではありますが、多くの経験値とご自身で育てられたしなやかな精神が確かな力になってくれます。人生100年時代のこれからは、そのように築き上げられた智恵と指導力・判断力の使い道を確かなものとしていくならば、ゆっくりと社会貢献に取り組んでいけるものと考えるのです。

そして、こんな状況の今だからこそ、多くの方がこれまでの学びの復習に力を入れ、取り戻した知識が数多くあることを伝えてくれております。

本年度は例年通りとまではいかずとも、年間で行う研修会などは感染防止対策をとった上で出来る限り実施していきたいと考えております。どんな状況においても立ち止まっていることを避けなければなりません。今できることを精一杯取組んでいきましょう。

4月以降、各事務局の研修会などを通して皆様とお会いできることを楽しみにしております。

会員皆様のより一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。